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暇文 暇なときに書いてみた文章

神出鬼没の自己言及

ジショの旅

そんな訳で新企画である。
なんとなく雰囲気を変えてみようかと思い立ったので、語尾は言い切りの形になった。
違和感があってもご了承願いたい。
 
さて、自分が今この文章を編集しているPCが置かれている机には、
一冊の国語辞典が置かれている。
その名も「明鏡国語辞典 第二版」
2010年の12月に第一刷が出版、初版も2002年に出版と、
辞書界においてはなかなか新しい国語辞典である。
しかし、収録語数、実用性、コンパクトさなど、
なかなか良い評判を聞く辞典でもある。
 
自分は電子辞書を持っている。CASIOのEX-wordとかいうものだ。
これの中にも明鏡国語辞典が収録されている。
となれば、普段学校などへ持ち歩いていくのは、断然軽く便利な電子辞書の方であろう。
つまり、「書籍版明鏡国語辞典」はひたすら自分の仕事の機会を待ちわびていたわけだ。
 
申し訳ない。実に申し訳ない。
それにせっかく3000円ちょっとも出して買ったのに、一切使わぬというのは金をドブに捨てる真似である。
有効活用及び、贖罪、それがこの企画のテーマだと思う。
「ジショの旅」をしよう。
実に広大な辞書の世界、1937ページ、項目数は7万を超える。
その遙かなる平野の一片を、この目で見てみようと考えた訳である。
一度出会ったのも何かの縁、知り尽くしてやろうという執念もある。
さっきまでホコリを被っていた明鏡は、ついに職場を手に入れた。
 
旅の手順を記そう。
まずは適当に明鏡を開く。これが肝心だ。適当でなくてはつまらない。
――季節や時事に応じて単語を選び出すこともあるがそれは例外になるだろう。
適当に開いたページをパラパラっと見て、これまた適当に単語をひとつ選ぶ。
その言葉について、自分の思い、記憶、知識、解釈、考えをひたすら書き綴っていく。
ただそれだけだ。
実にランダム性の強い企画だと思う。それ故に面白さが出るのだと思う。
 
企画のタイトルは「ジショの旅」
あえて「辞書」を片仮名で表記させてもらった。
自分の友人が読んでいるあるライトノベルから何となく音を頂いた。
だからといって、手元の明鏡国語辞典は喋りだしたりはしないし、
自分は短髪の少女でもないし、銃器の扱いに優れた老婆の師匠がいるわけでもない。
ともかく言葉の旅に出るのだ。
自分の性に合う限り、どこまでも歩いて行こうと思う。
これまた不定期にはなると思うが皆様の語彙向上と暇つぶしにでもなれば幸いである。
 
ちなみに、
初回から早速本企画を始めようと思っていたのに、
だらだらと挨拶を書いていたら分量が足りなくなってしまったのは、
皆様の心の中だけに留めておいて欲しい秘密なのである。

明鏡国語辞典 第二版

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キノの旅〈15〉 (電撃文庫)

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