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暇文 暇なときに書いてみた文章

神出鬼没の自己言及

ロゴ百選 第3回

ロゴ百選

どうも皆さん、ロゴ百選です。
今日は少しテーマを縛ってみることにしました。
そのテーマとは……
「意味が深いロゴ」
 
ロゴっていうのは、まあ確実に何らかの意味を持っているものなのですが、
その中でも特に深い意味、特筆すべき意味があるものを
厳選して紹介します。
 
その10:国際連合

社会科の授業などで確実に目にしたことがあるでしょう、国際連合旗です。
厳密に言ってしまうとロゴではないですが、まあそこは許容の範囲ってことでw
さて、真ん中に書かれている図。見た感じ地図です。
ですが…記憶の中の世界地図と当てはめてみると「この地図が表しているのはどこだーッ!」となる方が多いと思います。
それもその通り、この地図は正距方位図法という方式で書かれた地図で
普段目にする世界地図(メルカトル図法とかモルワイデ図法)とは全く違うものだからです。
 
何がどう違うか?
実は「正距方位」という名前どおり、「距離」と「方位」が完璧に正しいのです。
地図の円の中心を基点として、距離と方位が実際の地球と等しくなっています。
そのおかげで大陸の形は歪み、一瞬何かわからないようになっているのです。
…そもそも球体を平面に表そうってのがまずだな(ry
 
それでですね、地図の中心が何になっているかというと北極点。
つまり地球を北極点の真上から見下ろした図になっているんですね。
で、問題は、「なぜそんなマニアックな構図の地図を使ったか」
 
一つ目の理由。

この地図をよく見てくれるとわかりますが地球上の大陸が全て描かれています。
つまり「全世界の平和を目指す国連の志を表現した」から。
 
二つ目の理由。
この旗が制定されたのは1947年。第二次大戦直後です。
冷戦時代までとは行かないまでも、2つの超大国アメリカとソ連はかなり険悪なムードでした。
そんな中で決めることになった国連旗。
何としてでもモメる理由を作らないためには、両国がどちらも描かれていて、
しかもその面積が大体同じぐらいであるというこの地図を使うのがベストだったのです。
いわゆる、大人の事情ってやつですな。
 
国連旗を調べていたら、他にも国連専門機関の旗が色々出てきたので
そのうちそっちでも特集組もうかなと思います。ま、そのうち。
 
 
その11:アウディ

やべえ、国連に文章使いすぎた。
 
そんな訳でアウディです。
この4つのリングのロゴは皆さんも見かけたことが多いでしょう。
さて、このロゴが何を表しているか?
アウディの100年を超える歴史を紐解けばわかります。
 
まず1909年に、ベンツの工場長を務めたアウグスト・ホルヒという人が、
最初のアウディという会社を作ります。
これはドイツ語で「聞く」という意味を持つ、創業者の姓「ホルヒ」が
ラテン語に訳されたもの、「audi」から来ています。
ちなみに英語の「audio」の語源でもあるそうです。
 
そうして出来たアウディ社ですが、アメリカ自動車メーカーがドイツ市場に大挙して押し寄せているご時世でしたので、
国内メーカーは戦々恐々の状態でした。
そこで、それに対抗するために思いついたのが「メーカーで連合を作る」ことでした。
1932年、ドイツの中堅自動車メーカー、DKW、アウディ、ホルヒ、バンダラーの4つが合併し、
アウディ社の前身となる、自動車連合「アウトウニオン」を結成しました。
ロゴのフォーリングスは、この4社が合併して出来たことを意味しているんです。 
 
シンプルだけど歴史を感じるロゴです。
なかなかお洒落なロゴでもあります。
凝ったデザインのロゴも素敵ですが、このようなシンプルなロゴも見栄えがよくて素敵です。
銀メタリック一色というのも潔さが感じられますね。
この後数十年は変更すべきでないロゴだと思います。
 
 
あれ…2つしか紹介できてねえ……
実はあと4つぐらい紹介したいロゴがあったんですがね…
まあそれは次回以降ということにします。
ロゴの奥深さはまだまだ一回で語れるもんじゃないですからね…!
 
ロゴ百選では引き続き、皆様からのロゴを募集しています。
「こんなロゴ見つけた」「このロゴが素敵だと思う」「あのロゴについて紹介して!」
などのご意見がありましたら、是非コメント欄などでお知らせ下さい。
そのうちロゴ百選内で紹介したいと思っています。
少しでもロゴの魅力が皆さんに伝わることを願って……
それではまた次回お会いしましょう!