暇文 暇なときに書いてみた文章

神出鬼没の自己言及

今年を振り返る。

さていよいよ2011年も終盤が見えてきました。
早いなぁしかし。
そんな訳でこの2011年を振り返ってコメントをつけていきたいと思います。
色々ありすぎた結果、語りたいことも色々、忘れてしまったことも色々なので、
幾つかのジャンルに分けてコメントしようと思います。
 
※国内、国外ジャンルは読売新聞集計「2011年読者が選ぶ10大ニュース」を引用しました。
 
【国内】

1.東日本大震災、死者・不明者約2万人
2.サッカー「なでしこジャパン」世界一
3.福島第一原発事故で深刻な被害
4.大相撲で八百長発覚、春場所中止に
5.新首相に野田佳彦
6.スカイツリー「世界一」634メートルに到達
7.大型台風上陸相次ぎ記録的被害
8.大阪ダブル選、「都構想」で共闘の橋下氏が大阪市長、松井氏が府知事に初当選
9.テレビ放送が地デジに移行
10.節電の夏、37年ぶり電力使用制限令

しかし、こうやって並べてみるととてつもない年です。
やはり一番でかいのは東日本大震災
最終的な死者・行方不明者はおよそ2万人となる、日本の戦後史上最悪の自然災害となりました。
何か全てが変わったという気はしますね。
東北だけではなく、日本全体において生活であるとか、価値観であるとか、情報の受け取り方であるとか……
「非常時においてこそ人間の本質が出る」 この言葉が大きな意味を持っていました。
人間として本当になすべきことは何か、それが理解できている人間は誰なのか。
3位の原発事故、10位の電力使用制限についても同様です。
私利私欲に走ってはいないか、使いすぎてはいないか。
震災直後の首都圏のスーパー。あの場面にも投げかけたい質問でした。
 
特に物申したいのは東京電力
あれは「鬼」でしょう。
人間としての慎ましさを忘れた鬼ですよ。
電力という社会に不可欠なインフラの管理権を持ったことで、
少しずつ少しずつ暴走していった鬼なのです。
というかそう解釈しないとやってられないですよ。
 
しかし
嬉しいニュースもいくつかあったわけです。
その一番はなでしこジャパン
今年の流行語大賞にも選ばれました。
正直最初は全く話題にも上がらず、気がついたらベスト8。
嘘、いける?と思ってたら優勝と。
震災とは別の意味で呆然とした感情をいだきましたねアレww
何度も言いましたがやはりお疲れ様でした!
他にもスカイツリーや地デジ化など。
東京タワーは戦後復興の象徴的なモニュメントだったりしますが、
果たしてスカイツリーは完成後どのように私達の目に映りますかね。
生粋のテレビっ子としては、地デジ化もなくてはならないニュースです。
 
そんな色々あった2011年の最初を飾ったのがそういや大相撲八百長事件でした。
「立ち会いは強めで、そのあとは流れで」でしたっけ。
相撲、というものは果たしてスポーツなのか、それとも八百長までを含めた「国技」なのか。
そんな話も聞かれました。
正直コレが今年最大のニュースじゃないか、ぐらいには思ってたんですが…全くでしたね。
そういう色々ありすぎた日本を背負って立つのは野田佳彦
首相として、国会議員として、一人の日本人として、果たして何をなすのか。
 
 
【海外】

1.タイで洪水被害、日系企業も大打撃
2.ウサマ・ビンラーディン殺害
3.チュニジアで長期独裁政権が崩壊、エジプト、リビアにも「アラブの春
4.ニュージーランド地震で日本人28人を含む180人以上死亡
5.ユーロ危機深刻化、欧州各国に波及
6.中国高速鉄道で追突事故、40人死亡
7.米アップル社のスティーブ・ジョブズ会長が死去
8.世界人口が70億人突破
9.中国が日本を抜き世界第2の経済大国に
10.英ウィリアム王子が結婚
番外.金正日総書記 死去

ところがですね、海外も結構色々ありすぎた年だったんですよ。
色々な方が亡くなっていますしね。
まずはテロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン
米軍が殺害したということですが、そもそも彼らはテロ組織です。
指導者が死んだ、ということで組織が解散などはしないだろうし、
死を恐れて活動を自粛ということも考えづらいでしょう。
しかも更なる怨恨を招くことになるのは間違いないですし。
そもそものテロ活動の始まりが、アメリカの横暴への反感ですしね。
そんな「権力への反感」というのがキーワードになるのが他にも。
アラブの春の言葉通り、各地で独裁政権に対する革命が巻き起こりました。
特にエジプトのムバラク元大統領への反乱なんて、とてつもないモノでしたね。
正直あれが今年の最大のニュースだと(略
他にも独裁者といえば、金正日
先日国葬が執り行われていましたが、一糸乱れぬ「社会主義国」「独裁者の国」の凄さを見せてくれました。
今後の権力の動向が気になって仕方ないですね。保安の問題でもありますし。
 
同じく社会主義経済で、北朝鮮とも親密な関係を持つ中国。ついに名目GDPで日本を抜いてしまいました。
中国14億人の経済体制の凄さを思い知らされます。
しかしその分どうも雑さ、安全への意識の薄さが目立つ国なようで、
それがついに死亡事故にまで達してしまったのが今回の高速鉄道事故なのでしょう。
事故後の調査、遺族への対応など数々の「常識はずれ」も見受けられました。
日本もかつて経済発展を遂げるなかで、中国ほどでは無いにしろ安全を気にしなかった時代があります。
そういう部分もしっかり整備してこそ、真に「一流国」として認められるわけですから、
中国には実に「世界第二位」の自覚と誇りを持っていただきたいわけです。
 
他にも自然災害。
ニュージーランドでの地震も相当な被害を与えたものでした。
正直これが今年最大の(ry
そんな震災に見まわれ、自国の復興すらままならないはずのニュージーランドから
日本へ義援金などが送られてきたのは、本当にありがたい事だと思います。
心から感謝の言葉を伝えたいです。
親日国として知られ、やはり多くの支援を頂いたタイでも大洪水が発生しました。
日本の電子関係の工場も多くあり、HDDの価格急上昇とか色々と日本にも影響のあるニュースでした。
ただ、街中が水浸しになりながらも笑顔で通常通りの生活を続けるタイ市民の姿は、なかなか面白いものがありましたw
 
他にもユーロ崩壊の危機だったり、暇文でも取り上げたスティーブ・ジョブズ死去だとか、
色々なものが「崩れ去る」一年だったのではないでしょうか。
平家物語の冒頭、「盛者必衰の理をあらはす」そんな東洋古来の考えが
ここまで世界中で見られる年ってのもなかなか無い気がします。
2012年はマヤ暦で「今までの時代が終わり、新たな時代が始まる年」となっているそうですが、
その言葉にも素直に頷けます。
変化が多く起きたからこそ、その変化が次の変化を巻き起こすのではないでしょうか。
2012年も我々の生活を大きく左右していく年になるのは間違いないでしょう。
 
いやぁ、すげえ年だなしかし…
どこかで誰かが言ってたっけな、「今年は社会の教科書に載るぞ」
載るなこりゃ。
色々と起きすぎてる。
おかげでこんな訳分からん長さの原稿に……
これでも大分分量削ったんですがね……
2011年よ、色々あったがさらば。
そんな心境ですね。感慨深い。いつもにも増して。
そんなわけでいよいよ大晦日です。
大晦日もできたら更新したいと思ってます。
そんな訳で挨拶はそちらの方でします。
さて2011年最後の一日を有意義に過ごしますか。
(たぶん俺は寝て終わる気がするのは気のせいだ!)
ではまた後でお会いしましょう!